強くて、優しくて、気にしない心
愛情はあったが、
でも穏やかな家庭ではなかった。
そんな家庭で育ち、若くして長男を産んだ。
家庭、子供との向き合い方を知らなかった。
と言い訳したこともある。
人から、子どもたちが悪く言われるのがイヤで
その前に、自分が叱っていた。
いや、今思えば、叱っていたのでなく、
自分の感情をぶつけていただけ。
息子のせいで野球の試合で、負けようものなら
わざと厳しくしていた。
誰しもするようなエラーなど
「大丈夫🙆♀️よく頑張ったね。ドンマイ」と
母親だけは、たとえ世界中を敵にしても
味方であり、応援隊長でいなくてはいけなかった。
強くて、優しい心をもって、育てていたら、
強くて優しい心をもち、
ちょっと考えたら立ち上がれた。
心にたくさん傷を負わせてしまった。
悔やみきれない思い出。
ごめんなさい。
逢えたら、たくさん謝って、
今度は応援隊長の任務をまっとう
できるように
この世界で修行していきますね。
どうか、またお母さんと呼んでください。